『キングオブプロデューサー』は、ゲーム開発部の責任者となり、ミリオンセラーソフトの創出を目指すゲーム会社経営シミュレーション。1997年12月11日にGMFからPlayStationで発売されました。

プレイヤーはプロデューサーとして、開発するゲームの「ジャンル」を決定し、プログラマーやグラフィック担当などの「スタッフ」を選定、さらには開発室を「禁煙」にするか「喫煙可」にするかといった環境設定まで行いながらプロジェクトを進行させます。開発中はスタッフの士気を管理するために食事や遊びに誘ったり、突発的な機材トラブルに対処したりといったマネジメント業務も発生します。

本作を語る上で外せないのが、その豪快すぎるゲームバランスです。プレステ全盛期の「出せば売れる」というゲームバブルの空気を反映してか、あるいは単なる調整不足か、適当な采配で作ったゲームでも平気で100万本、200万本という驚異的なセールスを叩き出します。シビアな経営戦略よりも、「自分の考えたタイトルのゲームが爆発的に売れる」というプロデューサーの夢と全能感を、極めて手軽に味わえる一作です。

本作を発売したGMF(ジーエムエフ)は、PCからの移植版『ウィザードリィ』シリーズなどで知られるメーカーです。本作のようなシミュレーションゲームも手掛けていましたが、その難易度の低さは、カイロソフトの『ゲーム発展国++』などが登場する前の、黎明期の業界シミュレーターとしての牧歌的な味わいを感じさせます。

ゲーム発展国++ (類似ジャンルの名作)

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