『まじかるで〜と ドキドキ告白大作戦(まじかるで〜と どきどきこくはくだいさくせん)』は、1996年にタイトーがアーケード向けに稼働を開始し、1997年11月20日にPlayStationへ移植された恋愛ボードゲーム。ジャンルは「恋愛ゲーム」で、プレイヤーは3人のヒロインのうち1人を選び、ボード上を移動しながらミニゲームをこなして親密度を高め、最終的に告白を成功させることが目的です。
ゲームはすごろく形式で進行し、止まったマスに応じてイベントやミニゲームが発生。ミニゲームにはタイミング系、反射系、記憶系などがあり、クリアすると親密度が上昇します。失敗するとライフが減少し、ゼロになるとゲームオーバー。季節ごとのイベントや写真撮影、ダンス鑑賞なども用意されており、ヒロインとの関係性が変化していきます。
PlayStation版では、アーケード版の要素に加えて「フォトスタジオモード」や「ダンスモード」が追加。フォトスタジオでは撮影シーンを自由に鑑賞でき、ダンスモードではヒロインが歌うボーカル曲を背景にダンスを披露します。音楽はZUNTATAの三澤宏行と古川典裕が担当し、電子音楽とボーカル曲が融合した構成です。
2008年にはゲームアーカイブスで配信され、PlayStation 3やPSP、PS Vitaでもプレイ可能となりました。なお、1997年にはマイナーチェンジ版『卒業告白大作戦』もアーケードで稼働しており、シリーズとして2作品が存在します。
原作は1996年にタイトーがアーケード向けに稼働した『まじかるで〜と ドキドキ告白大作戦』。PlayStation版はその移植作品であり、追加モードや演出強化によって家庭用向けに最適化されています。シリーズは1997年の『卒業告白大作戦』を含む2作品で構成され、恋愛ゲームとミニゲーム集を融合させた独自のスタイルが特徴です。













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