『B線上のアリス(ALICE on Borderlines)』は、地球環境と精神世界をテーマにしたフルCGインタラクティブ・ムービー。1997年9月18日に講談社からPlayStationで発売されました。
「これはまさに映画だ!!」というキャッチコピーの通り、全編がプリレンダリングされた3DCGムービーで進行するアドベンチャーゲームです。プレイヤーは好奇心旺盛な女子高生アリス・ウェルドとなり、隣人の科学者「ドクトル」が残した次元跳躍装置を作動させ、地球の精神世界である「シャドウ」へと旅立ちます。物語の根底には、地球を一つの生命体とみなす「ガイア理論」が据えられており、環境破壊や人類の存亡といった壮大なテーマが描かれます。
ゲームプレイは、一人称視点でマップを移動し、気になる箇所を調べてアイテムやヒントを入手する探索パートと、ストーリーの節目で発生するパズルやミニゲームで構成されています。特にパズル要素は重要で、入手した「ピース」を正しくはめ込むことで新たな世界への扉が開かれます。声優陣には池澤春菜、内海賢二、千葉繁、大谷育江といった実力派を起用し、フルボイスで展開されるドラマを盛り上げます。
本作は講談社のオリジナル作品ですが、物語の中核となる「ガイア理論」は、イギリスの科学者ジェームズ・ラヴロックによって実際に提唱された仮説です。「地球はそれ自体が一つの巨大な生命体である」という考え方は、本作だけでなく多くのアニメやゲーム作品に影響を与えています。













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