『雷電DX』は、ゲームセンターで稼働し絶大な人気を誇った縦スクロールシューティングの決定版。1997年4月11日に株式会社日本システムからPlayStationで発売されました。

本作は、傑作『雷電II』をベースに、更なる調整と多数の新要素を加えたバージョンアップ版です。「練習」「初級」「上級」という3つのコースが用意されていますが、単なる難易度変更ではありません。それぞれが全く異なるステージ構成と展開を持っており、特に「練習コース」は、特定の条件(ノーミス、敵破壊率99%以上、レーダー破壊率100%)を満たすことで隠しステージへと突入する、極めて奥深いスコアアタックモードとなっています。

PlayStation版の移植度は極めて高く、アーケード版の興奮を余すところなく再現しています。さらに家庭用ならではの特典として、プレイ内容を保存できる「リプレイ機能」や、条件を満たすことで解放される隠しモード「JUDGEMENT RUSH(ボスラッシュ)」を搭載。特にボスラッシュは、ひたすらボス戦のみを連戦するストイックなモードで、クリアタイムを競う熱いやり込み要素となっています。

破壊の爽快感を追求した「破壊率」システム、隠しキャラ「ミクラス」を探し出す探索要素、そして佐藤豪氏による哀愁漂うFM音源のBGMは、シューティングゲームのひとつの完成形と言えるでしょう。紫色の「プラズマロックオンビーム」で画面中の敵を絡め取り、一瞬で殲滅する快感は、本作でしか味わえない極上の体験です。

『雷電』シリーズを生み出したセイブ開発は、緻密なドット絵と破壊の美学、そして絶妙な難易度調整で知られるアーケードゲームメーカーです。本作『DX』はシリーズの中でも特に評価が高く、そのBGMや演出は後のシューティングゲームに多大な影響を与えました。作曲を担当した佐藤豪氏のサウンドは「雷電節」として親しまれ、現在でも多くのファンに愛されています。

雷電シリーズ サウンドトラック
※燃える展開と哀愁が同居する名曲の数々。ゲームプレイの記憶が鮮烈に蘇ります。

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