『スピードキング NEO KOBE 2045』は、近未来都市「ネオコウベシティ」を舞台にした反重力レースゲームで、1996年12月13日にPlayStation向けにコナミから発売された作品です。

プレイヤーはタイヤのないホバービークルを操り、急斜面やジャンプ台が連続する高速コースを駆け抜けます。壁への衝突時も一定条件下では減速せずに走行可能で、スピード感と爽快感を重視した設計。視点が90度傾く演出や、背景に『スナッチャー』の舞台設定を流用した建造物が登場するなど、コナミ作品との世界観連携も見られます。

PS版ではアーケード版の2機体に加え、コナミ作品をモチーフにした6機体が追加。条件を満たすことで『グラディウス』の「ビックバイパー」や『パロディウス』の「あいつ」なども使用可能です。BGMは泉陸奥彦氏や山岡晃氏が担当し、テクノ調の高速楽曲がゲームのテンポを引き立てます。