『テトリスプラス』は、1996年にジャレコから発売されたパズルゲームで、従来のテトリスにステージクリア型の「パズルモード」を追加した構造が特徴です。対応機種はアーケード、PlayStation、セガサターン、ゲームボーイなど複数展開されています。
本作は、基本ルールが従来のテトリスと同様で、ブロックを横一列に並べて消していく形式ですが、「パズルモード」では教授キャラクターを最下段まで導くことが目的となります。教授は自動で歩き続けるため、プレイヤーはブロックを消して道を作り、教授が「歯」と呼ばれる天井の罠に潰される前にゴールへ到達させる必要があります。
ゲームモードは「クラシックモード」「パズルモード」「VSモード」「エディットモード」の4種類があり、ステージエディット機能によってオリジナルのパズルを作成・保存することも可能です。対戦モードでは2人でのプレイが可能で、ブロック消去による妨害要素も導入されています。
ステージは難易度別に構成されており、EASY(8ステージ)とNORMAL(15ステージ)から選択可能です。教授の動きや罠の演出など、アクション性と緊張感を加えた構造が従来のテトリスと異なる点です。なお、タイトル画面以外で電源を切るとセーブデータが破損する可能性があるという注意点も存在します。













コメントを追加