『仮面ライダーバトル ガンバライド カードバトル大戦』は、2010年7月29日にニンテンドーDSで発売された“カードバトルアドベンチャー”ゲームです。アーケードで人気を博した『ガンバライド』シリーズの家庭用移植作品として登場し、第1弾から第9弾までのカード700枚以上を収録。実際のカードゲームのルールを忠実に再現しつつ、DSならではの操作性とストーリーモードを融合させた構成が話題を呼びました。
プレイヤーは主人公ライト(またはルリ)として、謎の装置「ガンバライドギア」を使い、実体化した仮面ライダーたちと戦います。舞台はサイキョウシティ。超常現象研究所「DOLL」の助手として、怪事件の調査に乗り出す中で、ギアを悪用する者たちとカードバトルを繰り広げます。バトルはターン制で進行し、スキャンやスロット操作を駆使してライダーの能力を引き出します。DSのタッチペン操作により、カードスキャンや必殺技発動が直感的に行える設計です。
ストーリーモードでは、章ごとに新たな事件が発生し、ギアを使ったライダーたちとの対決が展開されます。敵キャラには、ギアを悪用する女子高生や弁護士、さらには謎の怪人「バグ」や黒幕「Dr.ハデス」などが登場。正義と悪の境界を問う展開や、仲間との絆が描かれる物語は、子供向けながらも深みのある構成となっています。また、特定のパスワードを入力することでレアカードや強敵とのバトルが解放されるなど、やり込み要素も充実しています。
ニンテンドーDSの性能を活かし、アーケード版の演出やカードスキャンの再現度は高く、3Dモデルや必殺技のモーションも丁寧に作り込まれています。Wi-Fi通信による対戦やカード交換にも対応しており、家庭用ながら本格的なガンバライド体験が可能です。シリーズファンにとっては、アーケードの興奮を手元で再現できる貴重な一作となりました。
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