2010年にスパイクより発売された『不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ』は、ニンテンドーDS向けに開発されたローグライクRPGであり、シリーズの中でも新たな挑戦が盛り込まれた意欲作です。本作では、嵐に巻き込まれて流れ着いたカヒタン島を舞台に、秘宝「ジャガーの瞳」を巡る冒険が展開されます。
最大の特徴は「昼夜システム」の導入で、ダンジョン内の時間帯によって視界や敵の特性が大きく変化します。夜間は視界が極端に狭まり、通常攻撃が通じにくい特殊なモンスターが出現するため、専用の「技」や装備を駆使した戦略が求められます。また、武器や盾が戦闘を通じて成長するシステムも導入されており、装備品の育成要素が強化されています。
さらに、仲間キャラクターとの共闘や、装備にタグを付けてロスト時に回収できる救済措置など、プレイの幅を広げる要素が多数盛り込まれています。2012年には追加要素を加えたPlayStation Portable版『風来のシレン4 plus』も発売され、より洗練された内容で再登場しました。
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