『相棒DS』(あいぼうディーエス)は、2009年3月5日にテクモから発売されたニンテンドーDS用のドラマ(アドベンチャー)ゲームで、人気刑事ドラマ『相棒』を原作とした初のゲーム化作品です。
本作は、警視庁特命係に所属する杉下右京と亀山薫のコンビが、難事件に挑む様子を描いた刑事ドラマ『相棒』をベースにしたアドベンチャーゲームです。対応機種はニンテンドーDSで、ジャンルは「ドラマ(アドベンチャー)」とされています。シリーズ初のゲーム化作品であり、プレイヤーは実写映像を通じて事件の真相を追う構成となっています。
ゲームは「ドラマモード」「ノベルモード」「おまけモード」の3つのモードで構成されています。ドラマモードでは、ゲームオリジナルのシナリオ3話+プロローグ1話が収録されており、実写映像と俳優の演技によって物語が展開されます。ノベルモードでは、テレビシリーズから選ばれた5話分のエピソードを文章形式で楽しむことができ、うち3話はオリジナル構成です。おまけモードにはミニゲームや用語集などが収録されています。
操作はタッチペンを用いた捜査や聞き込みが中心で、プレイヤーは証拠を集め、推理を進めながら事件の真相に迫ります。ゲームオーバーや分岐はなく、一本道のシナリオを読み進める形式です。実写映像を全面的に採用しており、テレビドラマの雰囲気を再現する演出が特徴です。
『相棒』は、2000年にテレビ朝日系列で放送開始された刑事ドラマシリーズで、杉下右京とその相棒が難事件に挑む姿を描いています。主演は水谷豊で、初代相棒は寺脇康文演じる亀山薫です。ドラマは長寿シリーズとして人気を博し、本作はその世界観をゲームとして再構築した作品です。













コメントを追加