『ロックス・クエスト〜新米アーキニアの百日戦争〜』は、自ら築いた砦で敵の大軍を迎え撃つ、建設と戦闘が融合したシミュレーションRPG。2009年02月19日にTHQジャパンからニンテンドーDSで発売されました。物語の舞台は、エネルギー資源「ソース」によって繁栄するアントニア王国。突如として復活した機械兵団「クロックワーク」の侵攻に対し、建築家と技術者を兼ねた「アーキニア」を目指す少年ロックが、自らの能力を駆使して王国を守る100日間の戦いに挑みます。

ゲームプレイは、制限時間内に防衛設備を整える「建造フェイズ」と、実際に敵を迎撃する「戦闘フェイズ」を交互に繰り返して進行します。建造フェイズでは、タッチペン操作で壁や扉、自動攻撃を行うタレット、敵を足止めするトラップなどを配置し、効率的な迷路や防衛線を構築します。戦闘フェイズに入ると、配置した設備が敵を攻撃する一方で、プレイヤー自身もロックを操作して戦場を走り回ります。敵を直接攻撃するだけでなく、ダメージを受けた壁を修理したり、壊れたタレットを再稼働させたりと、司令官兼・現場作業員としての忙しくも充実した立ち回りが求められます。

本作の独自性は、タワーディフェンスというジャンルにアクションRPGの要素を組み込み、プレイヤーの介入度を高めた点にあります。ただ眺めているだけではなく、必殺技を使って戦況を覆したり、敵の侵入経路に合わせてリアルタイムで修復作業を行ったりする臨場感があります。また、ドット絵で描かれたキャラクターや機械兵たちの緻密なアニメーションも評価が高く、温かみのあるビジュアルとシビアな戦略性が同居した、一風変わった戦争体験を提供します。

開発元の5th Cellは、『ドローン・トゥ・ライフ』や『スクリブルノーツ』など、プレイヤーの創造性をゲームプレイに取り込む作品を得意とするスタジオです。本作のような「拠点を守る」というタワーディフェンスの面白さに目覚めた方は、ボードゲームの『キャッスルパニック』などを遊んでみることで、アナログゲームならではの協力して城を守る一体感を味わうことができます。

キャッスルパニック (ボードゲーム)

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