『星空のコミックガーデン』は、漫画家を目指す女子大生が、イケメンだらけのシェアハウスで恋と原稿に明け暮れる「マンガ家体験恋愛アドベンチャー」です。2008年9月11日にディースリー・パブリッシャーからニンテンドーDSで発売されました。プレイヤーは親の反対を押し切って漫画家の道を志す主人公「愛理(名前変更可能)」となり、幼なじみの紹介で通称「お菓子の家」と呼ばれる洋館での下宿生活を始めます。そこには人気漫画家や敏腕編集者、アイドル声優といった個性豊かな男性たちが住んでおり、彼らのアシスタントを務めながら、夢のデビューと恋の成就を目指します。

ゲームの進行は、キャラクターとの会話を楽しむ「アドベンチャーパート」と、実際に原稿を作成する「コミックモード」を交互に繰り返す形式です。コミックモードでは、ニンテンドーDSのタッチペンをGペンや筆に見立て、下書きの線をなぞる「ペン入れ」、指定された範囲を塗りつぶす「ベタ塗り」、カッターで削る感覚を再現した「トーン貼り」といった作業をミニゲームとして行います。制限時間内に正確な作業を行うと、手伝ってくれているパートナー(攻略対象)との親密度が上がり、甘い言葉をかけられたり、特別なイベントが発生したりします。

特筆すべきは、宮野真守氏、緑川光氏、神谷浩史氏といった、当時のアニメ界を牽引する豪華声優陣がキャスティングされている点です。彼らが演じる「締め切りに追われる漫画家」や「サディスティックな編集者」といった業界人ならではのキャラクター性は非常に魅力的で、漫画制作という地味になりがちなテーマを華やかに彩っています。一方で、肝心のコミックモードは単純な作業の繰り返しになりがちで、判定のシビアさや単調さが評価を分ける要因ともなっています。しかし、「漫画家のアシスタント」という乙女ゲームとしては珍しい職業体験要素と、王道の恋愛シナリオが融合した本作は、夢を追う女性たちへの応援歌のような明るさと熱量を持っています。

ゲームの中でGペンを走らせる感覚を掴んだら、実際に紙とペンを用意して、自分の手でイラストを描いてみるのも素敵な趣味になります。プロも愛用するつけペンやインク、スクリーントーンがセットになった初心者向けの漫画画材キットは、デジタルのミニゲームでは味わえない「インクの匂い」と「紙にペン先が引っかかる感触」を教えてくれます。

プロ気分を味わう本格まんが家セット

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