『ともだち作ろう!魔法のこうかん日記』は、自分だけの特別な日記を作成し、仲間と共有する喜びをデコレーションで彩る交換日記シミュレーション。2007年12月6日にアーテインからニンテンドーDSで発売され、デジタルならではの演出を駆使した「魔法」のようなコミュニケーションツールとして展開されました。

本作は、ニンテンドーDSを自分だけの秘密の日記帳として活用できるソフトです。最大の特徴は、文字を書くだけでなく、バラエティ豊かな画像、音楽、そしてアニメーションを組み合わせて日記を「デコレーション」できる点にあります。特定の文字や場所にアニメーションを設定することで、ページを開いた際や特定の動作をした際に星が流れたりキャラクターが動き回ったりといった、紙の日記では不可能な動的な演出を楽しむことができます。

日記の作成を支えるデコレーションパーツは、なんと約1,000種類以上という膨大なボリュームを誇ります。これらのパーツは、毎日日記を書いたり、友達とワイヤレス通信で日記を交換したりすることで手に入る「ガチャガチャ券」を使い、ゲーム内のガチャガチャを回すことで集めていくコレクション要素も備えています。日記を書くことが単なる記録作業に留まらず、新しいパーツを手に入れるための楽しみへと繋がる工夫がなされています。

対人面では、ニンテンドーDSのワイヤレス通信機能を用いた「こうかん日記」モードが搭載されています。同じソフトを持っている友達同士で日記を1件ずつ交換し合うことができ、相手が丹精込めてデコレーションした日記を自分のDSで閲覧する喜びを共有できます。交換を通じて手に入る限定のアイテムやパーツも存在し、周囲の友人たちを巻き込んだコミュニティ形成を促す設計になっています。

さらに、その日の運勢を占う機能や、毎日の初回起動時にランダムでアイテムがもらえるデイリーボーナスなど、長く継続して遊ぶためのシステムが充実しています。縦持ち操作による直感的なペン入力や、フリー素材を活用した親しみやすいビジュアルスタイルも特徴です。単なる記録ツールを超え、書くたびに驚きと発見がある、まさに「魔法」がかった創作体験を提供してくれる一作です。

『ともだち作ろう!魔法のこうかん日記』は、特定の漫画などの原作を持たないオリジナルの作品ですが、2013年にはCollavierから同名タイトルのDSiウェア版が配信されるなど、デジタル交換日記というジャンルの草分け的存在として知られています。

ともだち作ろう!魔法のこうかん日記

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