『頭の回転のトレーニング ルービックキューブ&超有名パズルたち』は、一世を風靡した立体パズルの王様「ルービックキューブ」をニンテンドーDSの中に再現した思考型パズルツール。手元に実物がなくても、タッチスクリーンによる直感的な操作でキューブを回転させ、色を揃える普遍的な快感へと手軽にアクセスできます。一般的な3×3×3のサイズだけでなく、初心者向けの2×2×2や、現実にはなかなかお目にかかれない6×6×6といった規格外の特殊キューブにも挑戦可能。物理的な制約を越えたデジタルならではの環境で、空間認識能力と極限まで向き合うストイックな時間が流れます。

本作の真髄は、ただキューブを回すだけにとどまらない「指南モード」の存在。日本ルービックキューブ協会および当時の女性チャンピオンが監修を務めており、1面の完成から始まり、中段、そして最終的な6面完成に至るまでの論理的な解法を段階的に学習できる仕組みが整っています。これまで「適当に回して偶然揃うのを待つ」という遊び方しか知らなかったプレイヤーに対し、明確なアルゴリズムと法則性を提示。法則を理解し、複雑に絡み合った色の配置が手品のように整理されていく過程は、知的なカタルシスそのもの。

ストイックなタイムアタックだけでなく、ゲーム機ならではの遊びも充実。DSの通信機能を用いた最大4人の早解き対戦では、お邪魔アイテムが飛び交う白熱のバトルが展開されます。さらにタイトルが示す通り「超有名パズルたち」として、「箱入り娘」や「ちえのわ」「銀玉迷路」といった、かつて誰もが一度は触れたことのある7種類のアナログパズルを収録。高度なグラフィックや複雑な物語に頼ることなく、純粋な「思考の遊戯」だけを手のひらに詰め込んだ、知的探求心を刺激する電子の玩具箱です。

1974年にハンガリーの建築学者ルビク・エルネーが考案し、1980年代に世界中で爆発的なブームを巻き起こした「ルービックキューブ」。単なるおもちゃの枠を越え、数学的な群論のモデルとしても研究されるなど、その完成された構造は人類の知的財産として高く評価されています。2000年代後半には競技としての「スピードキュービング」が再び脚光を浴び、世界大会が盛大に開催されるなど第2次ブームが到来。本作はまさにその熱が高まっていた時期にリリースされ、難解なパズルを誰もが解けるようにするという啓蒙的な役割を担いました。指先で物理的なブロックを弾き、数秒で色を揃え切るトッププレイヤーたちの神業は、今もなお多くの人々を魅了し続けています。

ルービックキューブ 公式 3×3

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