名称 | ファイナルファンタジーIII |
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ジャンル | RPG |
発売元 | スクウェア・エニックス |
発売日(配信日) | 2006年08月24日 |
機種 | ニンテンドーDS |
年齢区分 | CERO A:全年齢対象 |
『ファイナルファンタジーIII』は、ニンテンドーDS用ソフトとして発売されたRPG。ファミコンで発売された「ファイナルファンタジーIII」のリメイク作品。フルポリゴンで表現され、全てを再構築し大幅にアレンジを加えられた内容となっており、ほとんど別物に近いほどの作品となっています。
オリジナル版は、4人の光の戦士(名前は自由に設定可能)がスタートからパーティを組んで物語を進めていくのですが、本作は4人(少年3人+少女1人)それぞれに名前、性格、見た目、バックストーリーが設定されています。それもあってストーリーも一部変更され、設定や演出が追加された部分もあり。や全体的なゲームシステムはオリジナルに近い。
ジョブシステムは「たまねぎ剣士」が隠しジョブになり、オリジナルで隠しジョブであった「賢者」「忍者」は、土のクリスタルから得られるジョブに変更されています。また、「どのジョブでもゲームクリアできる」ことを念頭に、各ジョブの調整がされているそうです。
「ファイナルファンタジー」シリーズは他機種への移植が多い作品です。しかし、「ファイナルファンタジーIII」だけはタイミングが合わないのか、本作が発売されるまでオリジナルから実に16年の歳月を要しました。
その16年の間には、ワンダースワンカラーでのリメイク版を発売予定をしていたが、肝心のハードの売上が微妙だったこともあり中止となったり、ファミコン版をゲームボーイアドバンスにそのまま移植するという話も流れたそうです。ちなみに、ワンダースワンカラー版は開発画面をゲーム雑誌に掲載されていました。その後、PS2でのリメイク企画もあったそうです。
「ファイナルファンタジーIII」は、ファミコン本体のバグを利用したプログラミングや、電話でプログラミングの指示を出せるなど逸話のある天才的なプログラマー、ナーシャ・ジベリさんが開発に加わっていたこともあり、その難解なプログラミングもあって他機種への移植はシリーズの中で最も難しいとも噂されていました。
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