『タッチで漫才! メガミの笑壺DS』は、相方のボケをタイミングよく捌いて笑いを生み出し、妖怪を封印していく漫才体験シミュレーション。2006年6月29日にアーテインからニンテンドーDSで発売され、先行して発売されたPSP版にタッチペンによる直感的な操作と新規要素を加えた移植作品として登場しました。

物語は、売れない漫才コンビ「カラテスパイダー」の萬条一機と霧島千歳が、神社の祭りで披露した寒い漫才が原因で妖怪「へきわろ」の封印を解いてしまうところから始まります。プレイヤーはツッコミ役の一機となり、笑いの神から授かった謎の眼鏡をかけて、五弁天の祠を巡る「漫才奉納の旅」へと繰り出します。

ゲームの核となる漫才パートでは、相方の千歳が繰り出すボケに対して「セリフ」「表情」「イメージ」の3箇所に注目し、適切なタイミングでツッコミを入れます。DS版ではタッチパネルを直接叩くことで「なんでやねん!」といったアクションを直感的に行えるようになり、漫才特有の「間」や「テンポ」を体感できる設計になっています。

単なるリズムゲームに留まらず、漫才の最中に発生する「アクションツッコミ」と呼ばれるミニゲームも特徴的です。空から落ちてくる言葉のフキダシを拾い集めたり、客席からの激しいヤジを回避したりといった、コミカルかつ過酷な舞台上の攻防が展開されます。これらのミニゲームをクリアすることで「キタイゲージ」が高まり、より大きな笑いと高評価に繋がります。

ネタの監修および執筆には、実力派が揃う「松竹芸能」所属の芸人たちが全面的に協力しており、ゲームのために書き下ろされた本格的な漫才台本を全7ステージにわたって楽しめます。ストーリーを通じて成長していく二人の姿や、独特な世界観設定が、従来のシミュレーションゲームとは一線を画すシュールな魅力を放っています。

『タッチで漫才! メガミの笑壺DS』は、特定の漫画などを原作としないゲームオリジナルの作品ですが、漫才の台本作成には実在する「松竹芸能」所属の芸人たちが協力しています。伝統的な演芸である「漫才」を題材に、独特のファンタジー設定を融合させた異色のシミュレーションゲームです。

メガミの笑壺

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