Article 2026/3/20
【DS】トイ・ストーリー3
【DS】トイ・ストーリー3
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ゲーム情報
| タイトル | トイ・ストーリー3 |
|---|---|
| ジャンル | アクションアドベンチャー |
| パブリッシャー | ディズニー・インタラクティブ・スタジオ |
| 発売日 | 2010年07月08日 |
| 対応ハード | ニンテンドーDS |
| レーティング | CERO A |
| 提供形態 | 中古ショップ等で探しましょう |
| 特徴 | 日本国内における本作はニンテンドーDS専売タイトルとして映画公開に先駆けて発売。難易度は意図的に低く設定されており、体力ゲージや時間制限、進行不能になる詰み要素が完全に排除されているため幼児層でも安心してプレイ可能。総プレイ時間は約3時間とコンパクトにまとまっている一方、ソフト2本を用いた通信プレイにも対応している。 |
『トイ・ストーリー3』は、持ち主であるアンディの成長により、おもちゃたちが直面する「別れ」と「新たな居場所」を巡る冒険を手のひらサイズに凝縮したアクション・アドベンチャー。ウッディやバズ・ライトイヤーといったおなじみの仲間たちが、サニーサイド保育園などを舞台に決死の脱出劇を繰り広げる。本作の大きな強みは、映画本編のストーリーラインをなぞりつつも、ゲーム内でしか見られない独自の会話やオリジナルシーンが多数用意されている点にある。おもちゃたちの知られざる奮闘を、プレイヤー自身の手で紐解いていく。
攻略の要となるのは、おもちゃごとの特性を活かしたパズルアクション。ウッディは背中の紐を投げ縄のように操って高所へスイング移動し、ブーツのバネを利用したハイジャンプで軽快に駆け回る。一方のバズは、持ち前のパワーで重いギミックを動かし、グライダーによる滑空で広大な隙間を飛び越える。ステージの構造を見極め、それぞれの仕掛けに合わせたキャラクターの切り替えが必須となる。直感的なタッチペン操作で道を切り拓いていく過程は、まるでおもちゃ箱をひっくり返して自分なりの遊び方を模索するような没入感をもたらす。
本編を彩るサブコンテンツの充実度も特筆に値する。ウッディの障害物避けやバズのシューティングといったミニゲームに加え、オモチャの兵隊をマップ上に配置して敵の侵攻を食い止めるタワーディフェンス風のボードゲーム「プレイタイム」を収録。さらに、DSiのカメラやマイク機能を活用したエイリアンの着せ替えやボイスチェンジャー機能など、ハードの特性を活かした遊び心が随所に散りばめられている。映画の感動を追体験するだけでなく、純粋な「おもちゃ遊び」の創造性が詰め込まれた一作。
『トイ・ストーリー3』は、ピクサー・アニメーション・スタジオが2010年に世に送り出し、全世界興行収入10億ドルを突破した金字塔的CGアニメーション。「子供はいずれ大人になり、おもちゃから離れていく」という避けては通れない現実と真正面から向き合い、アンディの大学進学を契機とした切ない別離を描き切った。ピンクのテディベア「ロッツォ」が支配する独裁的な保育園からの脱獄サスペンスや、焼却炉での絶望的なシークエンスなど、おもちゃ目線でのシリアスな命の危機を生々しく描写。単なるファミリー映画の枠を超え、かつておもちゃを愛したすべての大人たちの琴線を震わせる普遍的な傑作として映画史にその名を刻んでいる。