Article 2026/3/20
【DS】UNKNOWN SOLDIER 〜木馬の咆哮〜
【DS】UNKNOWN SOLDIER 〜木馬の咆哮〜
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ゲーム情報
| タイトル | UNKNOWN SOLDIER 〜木馬の咆哮〜 |
|---|---|
| ジャンル | 3Dミリタリーアクション |
| パブリッシャー | ディースリー・パブリッシャー |
| 発売日 | 2008年10月02日 |
| 対応ハード | ニンテンドーDS |
| レーティング | CERO C |
| 提供形態 | 中古ショップ等で探しましょう |
| 特徴 | 2008年の「クソゲーオブザイヤー」携帯機部門で次点となったタイトル。全3種類のマップの使い回しや照準操作の難しさ、極端なダメージ判定といった調整不足が指摘されています。定価5040円のパッケージソフトでありながら、携帯機での本格TPSという目標に対し、技術とボリュームが伴っていない実態が浮き彫りとなっています。 |
『UNKNOWN SOLDIER 〜木馬の咆哮〜』は、第二次世界大戦後期のヨーロッパ戦線を舞台にした3Dミリタリーアクション。プレイヤーは大規模上陸作戦の後方支援を担う「トロイの木馬作戦」の実行部隊隊長となり、3名の部下を率いてミッションの遂行を目指します。ニンテンドーDSという携帯機上で、背後からの視点でキャラクターを操作するサードパーソン・シューティング(TPS)の構築が試みられた一作。
戦場の基本動作は、遮蔽物に身を隠しながらの銃撃戦と小隊への指示出し。しかし、そのプレイフィールは極端なパラメータ設定によって支配されています。一定時間ダメージを避ければ驚異的な速度で体力が全快する一方で、敵兵からの被ダメージは異常なまでに高く設定。レーダーによる索敵機能は存在せず、開けた場所へ踏み出すと四方からの銃撃やランチャーで即座に命を落とします。さらに照準操作の感度調整が難しく、精密な射撃を行うには特有の操作系統への習熟が必須。
用意されているミッション数は全12種類。しかし、実際にゲーム内で使用されるステージマップは3種類しか存在せず、これらを繰り返し往復することで物語が進行します。敵の出現パターンを記憶し、突発的なゲームオーバーを繰り返しながら強行突破のルートを探る設計。戦術的な駆け引きよりも、自動回復の隙間を縫って次の遮蔽物へ駆け込むアクションの精度がクリアの成否を分けます。
古谷徹、坂本真綾、宮野真守といった一線級の声優陣が起用されており、通信ボイス等を通じて戦場の人間ドラマが展開されます。開発元のタムソフトは過去に『THE 歩兵』シリーズを手掛けており、本作はその系譜に連なるフルプライス版としての位置づけ。しかし、第二次世界大戦という重厚な歴史的背景やパッケージの硬派なビジュアルとは裏腹に、システムの粗さが没入感を阻害する構造です。苛烈なヨーロッパ戦線の市街戦や、極限状態に置かれた一兵卒の生存競争というテーマ自体は、映像作品において高い評価を得てきた題材として知られています。