Article 2026/1/28
【DS】アルキメDS
【DS】アルキメDS
game-list
ゲーム情報
| タイトル | アルキメDS |
|---|---|
| ジャンル | お笑いトレーニング |
| パブリッシャー | スキップ |
| 発売日 | 2007年07月19日 |
| 対応ハード | ニンテンドーDS |
| レーティング | CERO A |
| 提供形態 | 中古ショップ等で探しましょう |
| 特徴 | ソフト1本で4人まで大喜利が楽しめるツールとしての完成度は高いですが、CPU戦や一人用モードを一切排除した仕様はあまりに人を選びます。「プレイヤーが面白くなければゲームも面白くない」という責任をユーザーに転嫁するスタンスは実験的であり、ゲームソフトというよりはデジタルなホワイトボードに近い存在です。 |
『アルキメDS』は、「お笑いトレーニング」とジャンル付けされたコミュニケーションツールです。2007年7月19日にスキップからニンテンドーDSで発売されました。『moon』や『ちびロボ!』などで知られるクリエイター・西健一らが率いる「スキップ」の有志5人が、仕事の合間にほぼ予算ゼロで開発したという異色の経緯を持つ作品です。本作最大の特徴は、ニンテンドーDSソフトでありながら「一人では絶対に遊べない」という極端な仕様にあります。
このソフトは、いわゆる「大喜利」を行うためのデジタルツールです。プレイするには最低2人、最大4人のプレイヤーが集まり、DSのワイヤレス通信機能を使用します(ソフトは1本あればダウンロードプレイが可能)。親となったプレイヤーがタッチペンでお題を書き、参加者がそれに対する回答を文字や絵で描きます。回答が出揃うと、親がテレビ番組の司会者のように回答を順次発表し、全員で「座布団」を投票して面白さを競います。
ゲーム側が用意したコンテンツを楽しむのではなく、プレイヤー自身の発想と会話こそがコンテンツになるという、アナログゲームのような構造を持っています。「つまらないのは、アナタがつまらないからデス。」という挑発的なキャッチコピーが示す通り、その面白さは参加者のセンスに完全に依存します。ツールとしての機能はシンプルで使いやすいものの、一人用モードが一切存在しないという潔すぎる仕様は、遊ぶ相手と環境を選ぶため、評価が真っ二つに分かれる要因となりました。
本作はオリジナルタイトルですが、その本質は古くから寄席演芸として親しまれてきた「大喜利」そのものです。デジタルな画面越しではなく、実際にフリップとペンを持って顔を見合わせながら、直筆の文字で笑いを取るライブ感を体験してみるのも一興です。