Article 2026/1/31
【MCD】バトルコープス
【MCD】バトルコープス
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ゲーム情報
| タイトル | バトルコープス |
|---|---|
| ジャンル | 3Dロボットアクションシューティング |
| パブリッシャー | ビクター |
| 発売日 | 1994年09月30日 |
| 対応ハード | メガCD |
| 提供形態 | 中古ショップ等で探しましょう |
| 特徴 | 『トゥームレイダー』以前のコア・デザインが持っていた高い技術力を証明する一本ですが、メガCDというハードウェアで3DのFPSを実現しようとした結果、視界の悪さと処理の重さに苦しめられることになった実験作です。しかし、無機質なポリゴン以前の「ドット絵で無理やり3Dに見せる」という執念じみた映像表現と、イギリス製ならではの硬派なBGMは、一部のメガドライブユーザーから熱狂的に愛されています。 |
『バトルコープス』は、二足歩行型の戦闘ロボットを駆り、惑星マンデルブロの過酷な環境下で任務を遂行する3Dロボットアクションシューティングです。1994年9月30日にビクターエンタテインメントからメガCDで発売されました。開発は後に『トゥームレイダー』シリーズを生み出すイギリスの「コア・デザイン」が担当しており、同じくメガCDで発売された『サンダーホーク』の地上版とも言える姉妹作的な立ち位置の作品です。
ゲーム画面は搭乗者視点(コクピット視点)で描かれ、メガCDのハードウェア機能である「回転・拡大・縮小」を限界まで駆使した疑似3D空間が展開されます。プレイヤーはブリーフィングで指示された目標に従い、広大なフィールドを歩行移動しながら、レーザーやミサイルといった多彩な火器で敵対勢力を排除していきます。地形には高低差があり、立体的なマップを把握しながら進む必要がありますが、ポリゴンではなくドット絵を変形させて描画しているため、独特の歪みと浮遊感がある操作性となっています。
洋ゲー特有の渋い世界観と、CD-DA音源による重厚なテクノサウンドは非常に質が高く、サイバーパンクな雰囲気を盛り上げてくれます。しかし、肝心のゲーム部分は「どこへ行けばいいのか分からない」という迷子になりやすいマップ構造や、敵や障害物の視認性の悪さが壁となります。技術的な野心は感じられるものの、当時のハードスペックで3D空間を自由に動き回るFPSを作るには無理があったと言わざるを得ない部分もあり、操作の難解さと相まってプレイヤーを選ぶストイックな仕上がりとなっています。
ゲーム内のような二足歩行メカを操縦するロマンは、実際に自分で組み立てて動かせるロボットキットでより身近に体験できます。プログラミングで歩行を制御できる学習用ロボットや、重厚なウェザリング塗装を施したSFプラモデルは、モニターの中だけでは味わえない「メカニックとしての充足感」を与えてくれます。