Article 2024/8/18
【PCE】アヴェンジャー
【PCE】アヴェンジャー
game-list
ゲーム情報
| タイトル | アヴェンジャー |
|---|---|
| ジャンル | シューティング |
| パブリッシャー | 日本テレネット |
| 発売日 | 1990年12月07日 |
| 対応ハード | PCエンジン |
| 提供形態 | 中古ショップ等で探しましょう |
| 特徴 | 全8ステージ構成。出撃前に主力・支援・特殊武装を選択可能。方向固定射撃あり。OP/EDにビジュアルシーンとナレーション。 |
| クリア時間 | 1〜3時間(クリア難度は非常に高い) |
『アヴェンジャー』は、1990年12月7日に日本テレネット(レーザーソフト)から発売されたPCエンジンCD-ROM²専用の縦スクロールシューティングゲームで、アーケード移植ではなく完全オリジナル作品である。舞台は第三次世界大戦中の西暦2036年。最終兵器「VOLOS」を奪取した敵勢力を止めるため、最新鋭戦闘ヘリ“AVENGER(制裁者)”を操り世界を救うのが目的となる。
本作の特徴は、ステージ開始前に主力武器・支援武器・特殊武器を3カテゴリから選択できる点である。主力武器はバルカン・ロケット・レーザーの3種、支援武器はホーミング・ディスペンサー・ガンポッドの3種、特殊武器はE.C.M.・バリア・戦術核の3種。ステージが進むほど選択肢が増え、プレイヤーの戦略性が問われる構成となっている。
自機は移動方向に応じて機首が左右に振れ、最大5方向に射撃が可能。方向固定ボタンを押すことで射撃方向を固定できるため、位置取りと角度調整が攻略の鍵となる。敵が落とすアイテムは1種類だが、時間経過で「回復(赤)→主力強化(青)→支援強化(緑)」と色が変化し、取るタイミングによって効果が変わる独特のシステムを採用している。
ステージは全8面構成で、一部ステージでは2つの作戦を選択できる分岐要素がある。ただし最終的には全ステージを通るため、ルート分岐によるエンディング変化はない。難易度は非常に高く、敵弾の多さや自機の当たり判定の大きさ、壁接触による即死など、当時のSTGの中でも屈指の“硬派”な内容となっている。
CD-ROM²作品らしく、オープニングとエンディングにはアニメ調のビジュアルシーンが挿入され、ナレーションは銀河万丈が担当。重厚な世界観を盛り上げる演出として高く評価されている。また、ステージクリア時にはAVENGERの一枚絵が表示されるなど、CD-ROMならではの演出が随所に見られる。BGMは全編CD音源で、迫力あるサウンドがゲームを彩る。
総じて、『アヴェンジャー』はCD-ROM²黎明期の意欲作であり、武装選択の戦略性、方向固定射撃のテクニカル性、そして高難度のゲームバランスが特徴の“マニア向けSTG”として現在でも語り継がれている。