Article 2024/8/19
【MD】ズーム!
【MD】ズーム!
game-list
ゲーム情報
| タイトル | ズーム! |
|---|---|
| ジャンル | パズル |
| パブリッシャー | セガ |
| 発売日 | 1990年01月13日 |
| 対応ハード | メガドライブ |
| 提供形態 | 中古ショップ等で探しましょう |
| 特徴 | Amiga版の移植。全6ステージ×6面=36面。主人公スマートを操作しタイルを囲んで色を変える“面積取り”系パズル。 |
| クリア時間 | 1〜3時間 |
『ズーム!』は、1988年にDiscovery SoftwareがAmiga向けに開発したパズルゲームのメガドライブ移植版で、1990年1月13日にセガから発売された。プレイヤーはパズルロボット「スマート」を操作し、タイルで構成されたボード上を走り回りながらラインを引き、タイルを囲んで色を変えていく。すべてのタイルを囲めばステージクリアとなる、いわゆる“面積取り”タイプのアクションパズルである。
本作は全6ステージ構成で、各ステージ6面ずつ、合計36面が収録されている。ステージが進むにつれてタイル配置が複雑になり、敵キャラクターの種類も増えていく。敵に触れるとミスとなるが、ジャンプで回避することが可能。特に青い敵「スパイラー」はスマートが通ったラインを消してしまうため、囲んだタイルを優先して確保するなどの工夫が必要になる。
アイテムも攻略の重要な要素で、バナナ(敵の速度低下)、砂時計(敵停止)、太陽(無敵)、ウイング(その面を即クリア)など、強力な効果を持つものが多い。特にウイングは出現時間が短いため、見つけたら素早く取りに行く必要がある。また、タイルを連続して囲むことで高得点が得られ、一定の連鎖数で残機が増えるため、スコア稼ぎが攻略に直結する。
操作性は独特で、方向転換のタイミングにクセがあり、慣れないうちは思うように曲がれないことも多い。レビューでも操作性の悪さが指摘されているが、慣れてくるとテンポよくラインを引けるようになり、パズルとしての面白さが際立ってくる。制限時間がゼロになってもミスにはならず、敵が増えるだけという仕様もあり、じっくり攻略できる点は遊びやすい。
海外版は『Zoom!』として発売され、基本ルールは同じだが、説明文や演出が異なる。発売当時の評価は低めで、Electronic Gaming Monthlyでは3/10と厳しいスコアを付けられたが、現在では“メガドラ初期の地味だけどクセになるパズル”として一定の支持を得ている。
総じて、『ズーム!』は独特の操作感と面積取りパズルの緊張感が融合したアクションパズルであり、シンプルながら奥深いゲーム性を持つタイトルとしてメガドライブ初期ラインナップの中でも異彩を放つ存在となっている。