Article 2024/8/19
【FC】エモやんの10倍プロ野球 セリーグ編
【FC】エモやんの10倍プロ野球 セリーグ編
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ゲーム情報
| タイトル | エモやんの10倍プロ野球 セリーグ編 |
|---|---|
| パブリッシャー | ヘクト |
| 発売日 | 1989年12月19日 |
| 対応ハード | ファミコン |
| 特徴 | NPBの許諾はなく各選手は実名では登場しない。 後に発売を予定していたパリーグ編は開発中止となった。 |
『エモやんの10倍プロ野球 セリーグ編』は、1989年12月19日にヘクトから発売されたファミコン用の野球シミュレーションゲームです。監修は元プロ野球選手で解説者の江本孟紀(エモやん)で、タイトルは彼の著書『プロ野球を10倍楽しく見る方法』に由来します。
NPBの許諾を得ていないため選手名・球団名はすべてパロディですが、当時のセ・リーグ6球団をモデルにしたチームが登場します。
NPBの許諾を得ていないため選手名・球団名はすべてパロディですが、当時のセ・リーグ6球団をモデルにしたチームが登場します。
本作は、当時の人気野球ゲームの要素を取り入れつつ、独自のリアル志向システムを導入した意欲作です。投球は25マスのコースと球種を選択し、打撃側は投球コースを予測してミートカーソル(エモスコープ)を合わせる必要があります。これは後の野球ゲームにも影響を与えた先進的な仕組みでした。
一方で、打撃難度が極めて高く、予測が外れるとほぼ空振りになるため、ヒットすら困難という厳しいバランスが問題点として挙げられています。CPUは普通に打ってくるため、完封負けが頻発するという声も多く、ゲームカタログでは“クソゲー”判定を受けています。
また、本作は1人プレイ専用で対戦モードが存在せず、デモ対戦すらないという点も批判されています。守備画面の視点が独特で見づらい、打球挙動が不自然など、システム面の粗さも指摘されています。
良い点としては、球団別応援曲や選手専用応援曲が収録されていること、選手データを自由に編集できること、二軍選手まで収録されているなど、データ面の充実が挙げられます。
エンディングでは「次回パ・リーグ編でお会いしましょう」と告知されますが、続編は開発中止となりました。
エンディングでは「次回パ・リーグ編でお会いしましょう」と告知されますが、続編は開発中止となりました。
総じて、リアル志向の野球ゲームを目指した意欲作でありながら、極端な難易度と不親切な設計が足を引っ張り、現在では“問題作”として語られるタイトルです。