Article 2024/8/19
【FC】スーパーマン
【FC】スーパーマン
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ゲーム情報
| タイトル | スーパーマン |
|---|---|
| ジャンル | アクションアドベンチャー |
| パブリッシャー | ケムコ |
| 発売日 | 1987年12月22日[注釈 3] |
| 対応ハード | ファミコン |
| 特徴 | キャラデザインに漫画家のいしかわじゅんを起用。 |
『スーパーマン』は、1987年12月22日にケムコ(コトブキシステム)から発売されたファミコン用アクションアドベンチャーゲームで、DCコミックスの人気ヒーロー「スーパーマン」を題材にした作品である。キャラクターデザインには漫画家・いしかわじゅんを起用しており、アメコミ調ではなく日本向けにデフォルメされた独特のビジュアルが特徴となっている。発売当時はスーパーマン生誕50周年のタイミングでもあり、ゲーム内のNPCが50周年を祝うセリフを話すなど、記念作品的な側面も持っていた。
ゲームは横スクロール型の探索アクションで、主人公はクラーク・ケントとして取材に向かい、電話ボックスやトイレに入ることでスーパーマンへ変身する。スーパーマン状態では飛行、透視(X-RAY VISION)、熱視線(HEAT VISION)、超息(SUPER BREATH)、高速回転(SUPER SPIN)など、原作を意識した多彩な能力を使用できる。ただし各能力には使用回数の上限があり、敵を倒して回復アイテムを得る必要がある。HPが減ると強制的にクラークへ戻されるため、能力管理と立ち回りが重要になる。
ステージ構成はニューヨーク全域を舞台にした広大なマップで、事件の調査→ボス撃破→新聞記事でシナリオ進行、という流れを5シナリオ分繰り返す。映画版『スーパーマンIII』『IV』の要素も取り入れており、レックス・ルーサーや核人間など、映画ファンには馴染み深いキャラクターも登場する。探索型ゲームとしての自由度は高いが、行き先のヒントが極端に少なく、証券取引所やボスの居場所を自力で探し回る必要があるなど、難易度はかなり高め。特に広大なニューヨークをノーヒントで歩き回る仕様は、当時のプレイヤーを大いに悩ませた。
アクション部分は大味で、ザコ敵の種類が少なく、ボス戦もパターンが単調になりがちだが、スーパーマンの能力を駆使して戦う演出はしっかり作られている。ステージクリア時には「鳥だ! 飛行機だ! いやスーパーマンだ!」というおなじみのセリフと共に新聞が表示されるなど、ファン向けの演出も多い。BGMは映画のテーマ曲が多用されており、雰囲気は出ているものの、同じ曲が続くため単調に感じる場面もある。
総じて、ファミコン版『スーパーマン』は、探索要素の多さと不親切な設計から“迷子になりやすいゲーム”として知られる一方、スーパーマンの能力を幅広く使えるキャラゲーとしての魅力も持ち合わせている。クセは強いが、当時の日本向けアレンジと独特の雰囲気が光る、レトロゲームらしい一本である。