Article 2025/4/2
【NSW】タイトーマイルストーン
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タイトーマイルストーンは、タイトーが1980年代から1990年代にかけて発売したアーケードゲームを10タイトル収録したオムニバスソフトです。全タイトルはハムスターが手掛けたアーケードアーカイブスでの移植作品であり、同ブランドで配信されています。このソフトはNintendo Switchで2022年2月24日に発売され、アーケードアーカイブスのダウンロード専売作品をパッケージ版で遊ぶことを希望するユーザーの要望に応える形で企画されました。外山雄一が企画を担当し、小売店でパッケージ版をチェックする客のニーズを考慮したことも背景にあります。ハムスター側はコナミのアニバーサリーコレクションでのパッケージ販売成功を踏まえ、タイトーの名作を広く知らせるため、アーケードアーカイブス以外の形での販売を検討していました。タイトル名は、タイトロニクスというブランド名を含む案は語呂が悪く、また収録作品の一部がタイトロニクス筐体でないこともあり、最終的に「タイトーマイルストーン」として決定しました。これはこれまでの道のりを示すという意味合いから選ばれました。開発はアーケードアーカイブスチームが担当し、著名なゲームプレイヤーが監修を務めました。収録作品は1980年代の人気作を中心に、さまざまなジャンルから選定されました。外山は「べんべろべえ」の収録も検討しましたが、基板を同じくする「ハレーズコメット」の人気が高かったため、後者を採用しました。また、「フェアリーランドストーリー」はキャラクターのかわいらしさから、全体の見た目のバリエーションを広げる役割を果たしたと語られています。「ちゃっくんぽっぷ」はキャラクター人気とユーザーからの要望が多いため、先行収録として選ばれました。
タイトーマイルストーン2は2023年8月31日に Nintendo Switchで発売されました。先行収録作品の中から「ダライアスII(3画面版)」を目玉として選定しました。この作品はハムスター内製での3画面筐体移植は初めてであり、稼働している実機がなかったため、タイトー直営のゲームセンターHeyの協力で実機での動作検証が行われました。「ソリタリーファイター」は日本国外向けに輸出されていた「バイオレンスファイト」の内容強化版で、日本国内では珍しい作品です。また、同作の基板と同じF2システム基板を採用した作品がすでにアーケードアーカイブスで配信されていたことから収録されました。
タイトーマイルストーン3は2024年11月28日に Nintendo Switchで発売され、全世界での展開を視野に入れた作品が選定されました。外山は日本国外で人気のあった「ラスタンサーガ」と「バブルボブル」の対決を企画していましたが、調整の結果「バブルボブル」シリーズは2作品に減らされました。一方、「カダッシュ」と「ルナーク」は筋肉質なゲームではないものの、発表後に「漢くさいラインアップ」と評されたため、外山は少し意外だったと語っています。刑事ものの「デッドコネクション」は移植実績のない作品を含むため、外山と濱田の話し合いの末に追加されました。
タイトーマイルストーン4は2026年3月26日に Nintendo Switchで発売され、セット商品としてオリジナルデザインのロングTシャツを付属した「ファミ通DXパック」が同時発売されました。このシリーズはタイトーのアーケードゲームを現代のプラットフォームで再現し、過去の名作を幅広い層に届けるための取り組みとして位置づけられています。