『ロードス島戦記 -ディードリット・イン・ワンダーラビリンス-』は、ファンタジー小説『ロードス島戦記』の人気キャラクター、ハイエルフのディードリットを主人公に据えた2D探索型アクションゲームです。開発はTeam LadybugとWhy So Serious?、パブリッシャーはPLAYISM。原作の世界観を踏襲しつつも、物語はディードが目覚めた謎の迷宮を舞台に展開され、彼女が過去の仲間たちと再会しながら、自身の存在と向き合っていく精神世界的な旅が描かれます。

ゲームは、いわゆる“メトロイドヴァニア”スタイルで構成されており、剣や弓による攻撃、精霊「シルフ」や「サラマンダー」の力を切り替えて属性を操作する戦術的なバトルが特徴です。敵の攻撃を無効化する属性切り替えや、空中浮遊などのアクションを駆使して、複雑に入り組んだマップを探索していきます。ドット絵で描かれた美麗なグラフィックと滑らかなアニメーション、そして原作ファンにはたまらないキャラクターの登場や演出が高く評価されています。

原作を知らなくても楽しめる設計ながら、原作ファンにとっては“あの後”を想起させるような余韻ある物語が魅力で、ゲーム単体としても完成度の高い作品に仕上がっています。