Article 2025/4/12
【PS4】Blasphemous
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『Blasphemous』は、スペインのスタジオ The Game Kitchen が開発し、Team17 Digital から2019年12月にPS4版が発売された高難度アクションゲーム。舞台となるのは、罪と信仰が歪んだ形で具現化した呪われた世界「クヴストディア」。この地に降り注いだ“奇蹟(The Miracle)”は人々の罪を異形の姿へと変え、世界を残酷な運命へと導いている。プレイヤーは唯一の生き残り“悔悟者(The Penitent One)”として、終わりなき死と再生の輪廻を繰り返しながら、奇蹟の真相へと迫っていく。
ゲームはメトロイドヴァニア形式の探索型アクションで、複雑に入り組んだエリアを自由に進みながら、ショートカットや隠しルートを見つけていく構造になっている。戦闘では、主人公の武器“懺悔の剣(Mea Culpa)”を使った近接攻撃が中心。敵の攻撃を見極めてパリィし、反撃を叩き込む緊張感のある戦闘が特徴だ。強力な祈詞(魔法)や、ステータスを強化するロザリオの珠・聖遺物など、ビルド要素も豊富で、探索を進めるほど戦い方の幅が広がる。
クヴストディアの世界は、緻密なドット絵で描かれたゴシックホラー調のビジュアルが印象的で、宗教的な象徴や苦悩を抱えたNPCたちが物語に深みを与えている。巨大でおぞましいボスとの戦いは本作の大きな見どころで、攻撃力が高く、パターンを覚えなければ突破できない手応えのある難易度となっている。死ぬたびに“罪過”が蓄積し、能力が一時的に低下するなど、ソウルライクな要素も盛り込まれている。
PS4版は日本語に完全対応しており、テキスト量の多い世界観をしっかり味わえる。CEROレーティングはD(17歳以上対象)で、残酷描写を含むダークファンタジー作品としての雰囲気が強く打ち出されている。パッケージ版・ダウンロード版の両方が販売されており、国内でも遊びやすい環境が整っている。
『Blasphemous』は、重厚な世界観、緻密なドットアート、そして高難度のアクションが融合した“残酷で美しい”メトロイドヴァニア。探索と戦闘の緊張感を求めるプレイヤーに強くおすすめできる一本だ。