『トライン 4:ザ・ナイトメア プリンス』は、2019年10月10日に3gooより発売されたPlayStation 4およびNintendo Switch用謎解き2Dアクションゲーム。美しいファンタジー世界を舞台にした人気シリーズの第4作目です。プレイヤーは魔道士のアマデウス、騎士のポンティアス、盗賊のゾヤという3人の英雄を操作し、強大な魔力を持つゆえに悪夢を実体化させてしまった「セリウス王子」を救い出し、世界を悪夢から解放するための冒険へと旅立ちます。

本作では、前作で試みられた3Dフィールド探索から、シリーズの代名詞である2.5D（奥行きのある横スクロール）スタイルへと原点回帰が図られています。物理演算に基づいたパズル要素が豊富に用意されており、魔道士の箱を生成する魔法、騎士の盾による防御や光の反射、盗賊の弓矢やロープアクションといった3人の異なる能力を瞬時に切り替え、状況に応じて使い分けることでステージの仕掛けを解き明かしていきます。

戦闘だけでなく、知恵を絞って道なき道を進む謎解きがゲームプレイの中核を担います。ソロプレイでは一人で3役をこなすパズル性が強調されますが、最大4人までのローカルおよびオンライン協力プレイでは、仲間と役割を分担して協力し合うことで、一人では思いつかないような独創的な攻略法が生まれることもあります。

絵本のように緻密で美しいグラフィックと、幻想的なサウンドが冒険を彩ります。シリーズファンが求めていた「トラインらしさ」を取り戻しつつ、スキルツリーによる成長要素や洗練されたレベルデザインによって、初心者から熟練者まで幅広く楽しめる完成度の高いアクション体験が提供されています。

本作は、フィンランドのデベロッパーFrozenbyteが開発したオリジナルアクションゲーム『Trine（トライン）』シリーズの第4作です。2009年に発売された第1作から続く「3人のキャラクターを切り替えて進む物理パズルアクション」という基本コンセプトを継承し、第3作での3D化を経て再び2.5D視点へと戻し、シリーズの集大成として再構成されたタイトルです。

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