「ガーデニングなど1円にもならんわ!」。そんな身も蓋もない強烈なプロモーションで話題を呼んだ、ガチの農業経営シミュレーション『Farming Simulator 14 -ポケット農園 2-』。2014年8月7日にニンテンドー3DS版が、同年9月25日にPlayStation Vita版がインターグロー(現:オーイズミ・アミュージオ)から発売されました。ヨーロッパを中心に絶大な人気を誇るシリーズの、携帯機向けローカライズタイトルの第2弾です。

本作の目的は、アメリカ中西部を思わせる広大な土地でひたすら作物を育て、利益を追求して農園を拡大すること。プレイヤーはトラクターやコンバインなど、実在するメーカーの農業機械に乗り込みます。カルチベーターで土を耕し、種を蒔き、実った小麦やトウモロコシを収穫してサイロに運び、相場を見て高く売る。この地道なサイクルの繰り返しがゲームの基本です。今作からの新要素として、前作から農機具が18種類追加され合計100種類以上になったほか、「牛の飼育」が可能になりました。干草を与えて牛乳を絞り、さらなる利益を上げるという新しい稼ぎの柱が誕生しています。

可愛いキャラクターとの交流やスローライフ的な要素は一切なく、あるのは泥臭い重機の操作と資金繰りのみ。序盤は資金が乏しく移動も遅いため苦労しますが、稼いだお金で巨大で高性能な農機を買い揃え、従業員を雇って作業を自動化し始めると、途端に強烈な中毒性を発揮します。3DS版は2画面を活かしたマップ確認やゲームコインの換金機能が便利であり、PS Vita版は高精細なグラフィックで没入感を高めてくれるなど、ハードごとの特色も楽しめるストイックな作業ゲーです。

土を耕し、種を蒔き、天候に気を配りながら実りを待つ。大自然を相手にする農業という営みは、デジタル機器に囲まれた現代の生活において、かえって新鮮で贅沢な時間の使い方に思えます。ゲームの中でエンジン音を響かせながら広大な畑を開拓した後は、現実の生活にもささやかな「農の喜び」を取り入れてみてはいかがでしょうか。庭やベランダがなくても、キッチンや窓際で手軽にバジルやミントなどのハーブを育てられる栽培キットなら、毎日の成長を観察する楽しさと、収穫したての新鮮な香りを料理に添える実益の両方を満たしてくれます。

室内で手軽に育てるハーブ栽培キット

駿河屋あんしん&らくらく買取