「ゲームのかんづめ VOL.1」と「ゲームのかんづめ VOL.2」は、セガが開発・発売し、1994年3月4日にメガCD(メガドライブの周辺機器)向けに日本で同時リリースされたコンピレーションソフト。セガのオンラインサービス「ゲーム図書館(Meganet)」で配信されていたタイトルをメガCD向けに調整・収録した作品で、赤い缶デザインの「VOL.1」と青い缶デザインの「VOL.2」としてパッケージ化されている。それぞれ異なるジャンルのミニゲームやシンプルなアーケードスタイルのゲームを収録し、声優・林原めぐみのナレーションがゲーム選択画面などで特徴的な雰囲気を加えている。パッケージには取扱説明書やハガキが同梱され、コレクターアイテムとしても人気がある。
ゲームのかんづめ VOL.1
収録タイトル
- フリッキー(アクション)
- ハイパーマーブル(レース)
- パドルファイター(対戦スポーツ)
- テディーボーイブルース(アクション)
- ピラミッドマジック(パズル)など、計10タイトル。
特徴
アクションやパズル、スポーツなど幅広いジャンルのゲームを収録。シンプルながら中毒性のあるゲーム性が特徴で、「フリッキー」は特にセガのクラシックタイトルとして知られる。各ゲームは短時間で楽しめる設計で、初心者からレトロゲーマーまで幅広く対応。メガCDの性能を活かし、BGMや効果音が強化されている。
ゲームのかんづめ VOL.2
収録タイトル
- 死の迷宮(アクションRPG)
- PUTTER GOLF(ゴルフゲーム)
- MEDAL CITY(カジノ風ゲーム)
- 16t(アクション)
- ROBOT BATTLE(対戦アクション)など、計10タイトル。
特徴
VOL.1同様、多様なジャンルのミニゲームを収録。「死の迷宮」は探索型のアクションRPG要素が強く、シリーズの中でもユニークな存在感を持つ。「PUTTER GOLF」や「MEDAL CITY」はカジュアルな遊び心地が魅力。林原めぐみのナレーションがゲーム選択を盛り上げる。YouTubeでは各タイトルのプレイ映像が公開され、当時の雰囲気を伝えている。
両巻とも、セガの「ゲーム図書館」から厳選されたタイトルを収録し、メガCDの特性を活かした軽快なプレイ感とレトロな魅力が特徴。VOL.1はアクションやパズルが中心、VOL.2はRPGやカジノゲームなどさらにバラエティ豊か。
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