『ビートマニア アペンド 3rdMIX』(beatmania APPEND 3rdMIX)は、コナミが開発・発売したリズムゲームで、1998年12月23日にPlayStation向けに日本でリリースされました。アーケード版『beatmania 3rdMIX』の移植をベースにしたアペンドディスクで、単体では動作せず、初代『ビートマニア』や『ビートマニア アペンド 2ndMIX』などのキーディスクを必要とします。プレイヤーは専用コントローラーを使って5つのキー(白鍵3つ、黒鍵2つ)とターンテーブルを操作し、画面に流れるノートをタイミングよく叩いてDJプレイを楽しみます。『ビートマニア』シリーズの特徴である直感的な操作性と多彩な音楽が魅力で、音楽ゲームブームを牽引したBEMANIシリーズの一翼を担いました。
本作はアーケード版『3rdMIX』の楽曲を中心に約20曲を収録し、テクノ、ハウス、レゲエなど幅広いジャンルの音楽を提供します。代表曲には「20, November」「tribe groove」「Queen’s Jamaica」などがあり、後のシリーズでも人気を博した楽曲が多数含まれています。ただし、「Beginning of life」「DJ BATTLE」「jam jam reggae (Funky Jam Cookie mix)」「SKA a go go」の4曲は未収録で、アーケード版のEXPERTモードやコンボカウンターも省略されました。それでも、家庭用ならではのオリジナルBGMを使用したタイトル画面や、シンプルな操作で楽しめるゲーム性が特徴です。ゲームモードには、ステージクリアを目指す「GAME START」、練習用の「TRAINING」、自由に曲を選べる「FREE」が用意され、初心者から上級者まで遊びやすい設計となっています。
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