「実況おしゃべりパロディウス 〜forever with me〜」は、1995年12月15日にスーパーファミコン向けに発売された「実況おしゃべりパロディウス」のPS版とSS版。ジャンルは横スクロールシューティング。

ゲームはコナミの「グラディウス」を基にしたパロディで、ユーモラスなキャラクターデザインと賑やかなBGMが特徴。最大の魅力は、主人公タコ（声：八奈見乗児）や2Pプレイ時のドロンジョ（声：小原乃梨子）がフルボイスで実況するユニークなシステム。実況はゲームの進行やプレイヤーの状況に応じて変化し、時には励まし、時にはユーモラスなコメントで盛り上げる。

プレイヤーは16種類のキャラクター（タコ、ビックバイパー、ペン太郎など）を操作し、コナミの他作品（「ツインビー」「ときめきメモリアル」など）をパロディしたステージを進む。パワーアップアイテムやベルシステムを駆使して敵やボスを倒すゲーム性は、シリーズの伝統を継承しつつ、1面から高めの難易度が特徴。2周目ではステージ2のボス戦にフルボーカル曲が追加されるなど、遊び心が満載。グラフィックはスーパーファミコンの性能を活かしたカラフルなデザインで、音楽はコナミらしい明るく耳に残る曲が揃う。

PlayStation版とセガサターン版では、スーパーファミコン版の内容を完全移植しつつ、CD音源による高音質BGMや追加要素（例：ボスラッシュモード）が実装された。