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2026/3/4

【PSP】Like Life every hour

【PSP】Like Life every hour
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ゲーム情報

タイトルLike Life every hour
ジャンル恋愛アドベンチャー
パブリッシャーGNソフトウェア
発売日2009年10月01日
対応ハードPlayStation Portable
レーティングCERO B
提供形態中古ショップ等で探しましょう
特徴身近な道具が人間になるという「付喪神」のような設定を、現代の学園ラブコメディとして昇華させた一作。元が物であるヒロインたちの突飛な行動と、その裏にある持ち主への一途な愛着が描かれるシナリオの評価が高い。パステルカラーの優しいビジュアルと穏やかなBGMが融合し、プレイ後に温かい読後感を残す安定したクオリティの恋愛ノベル。
身近にある「物」が人の姿となって動き出す不思議な現象「アーティファクト」が日常となった世界を描くアドベンチャーゲーム『Like Life every hour』。2004年にPC向けに登場し人気を博した『Like Life』の移植作として、2009年10月1日にGN SoftwareからPlayStation Portable向けに発売されました。主人公の高坂征二は、突如として人間の女の子になった自分の携帯電話や姿見(鏡)といった「元・物」の少女たち、そして周囲の人間たちと賑やかで温かい学園生活を送ることになります。
ゲームはテキストを読み進めながら選択肢によってヒロインとの関係を深めていくオーソドックスなスタイル。最大の特徴は、元が携帯電話である三沢苺や、鏡である若林鏡といった、無機物ゆえの純粋で少しズレた感性を持つキャラクターたちとの掛け合いです。彼女たちが持つ「物の存在意義」と「人間としての感情」の狭間での葛藤や、持ち主である主人公への献身的な想いが物語の核となります。PSP版では追加CGや、逢坂(おうさか)の街を巡るマップ移動などの演出も強化されています。
評価の実態としては、原作のHOOKSOFTらしいパステル調の柔らかなビジュアルと、コミカルながらもホロリとさせる優しい物語の親和性が高く、癒やしを求めるプレイヤーから支持を得ました。一方で、PSP版はデータインストール機能に対応しているものの、UMDからの読み込み時間がやや長めに感じられる場面も。システム面での目新しさは少ないですが、日常の中に非日常が溶け込んだ独特の空気感と、キャラクター一人ひとりの愛らしさを丁寧に描き出した一作です。
本作の舞台となる逢坂の街では、長年大切に使い込まれた物が意志を持つという、どこか日本的な八百万の神の思想を彷彿とさせる光景が広がっています。携帯電話や鏡、さらには交通標識といった日常の風景にあるものが少女の姿となり、自分たちの「役割」と向き合いながら主人公と共に歩む姿は、身の回りの物を大切にする心を思い出させてくれます。単なる萌え要素に留まらず、物と人との「絆」を優しく問いかける設定が、多くのファンに長く愛され続ける理由です。
そんな『Like Life』の持つ「擬人化」や「物に命が宿る」という幻想的な世界観を、ぜひ現実の生活にも取り入れてみてはいかがでしょうか。作中で少女たちが自分たちの本体である道具を大切にするように、お気に入りの日用品や愛着の湧くキャラクターグッズ、あるいは擬人化作品を特集した関連書籍を揃えれば、いつもの部屋が少しだけ不思議で温かい空間に変わります。日常に彩りを添える魅力的なアイテムをぜひチェックしてみてください。
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